2007年09月08日
ゴマの力(7)
こんにちは
その他のリグナン成分の生理活性
セサミンというのはすごい化合物でした。
セサミンはリグナンの一種ですが、
ほかのリグナンにも、何らかの生理活性があるような気もします。
ゴマ油を製造途中で、セサモリンは酸化を受けてセサミノールに変換されてしまいます。
このセサミノールもまた、悪玉コレステロールであるLDL(低密度リポタンパク質)の酸化障害を強力に抑制することが分かったそうです。
しかもこのセサミノール、
ゴマの中では、一部、配糖体の形で存在していて(糖と結合した状態にあって)、
水溶性になっています。
これをゴマ油抽出後の残渣から上手く水抽出して、
セサミノール配糖体として取り出すと、
腸内で分解されて、生体内で抗酸化作用を示したそうです。
つまり、セサミノール配糖体はゴマ残渣という未利用資源の活用という意味だけではなく、
水溶性の抗酸化剤として魅力的ももっているのです。
今回でゴマのことは終わりです。
ゴマの活性成分セサミン


セサミンというのはすごい化合物でした。
セサミンはリグナンの一種ですが、
ほかのリグナンにも、何らかの生理活性があるような気もします。
ゴマ油を製造途中で、セサモリンは酸化を受けてセサミノールに変換されてしまいます。
このセサミノールもまた、悪玉コレステロールであるLDL(低密度リポタンパク質)の酸化障害を強力に抑制することが分かったそうです。
しかもこのセサミノール、
ゴマの中では、一部、配糖体の形で存在していて(糖と結合した状態にあって)、
水溶性になっています。
これをゴマ油抽出後の残渣から上手く水抽出して、
セサミノール配糖体として取り出すと、
腸内で分解されて、生体内で抗酸化作用を示したそうです。
つまり、セサミノール配糖体はゴマ残渣という未利用資源の活用という意味だけではなく、
水溶性の抗酸化剤として魅力的ももっているのです。
今回でゴマのことは終わりです。